いわゆる町中華といわれるようなローカルの中華料理店が少ない沖縄ですが、豊見城市津嘉山に発見。今回は餃子命を店頭に掲げる「ぱんだまんま」を目指して豊見城市までドライブです。ほぼワンコインという激安中華ランチって本当なの…?
入口から怒涛のパンダ攻め
わかりやすいパンダの看板と共に、まるでシーサーのような立ち位置でパンダが鎮座する中華食堂「ぱんだまんま」。この何ともいえない独特のテイストはイメージしていた町中華の雰囲気とはちょっと違いますが、期待はグングン高まるばかりです。
沖縄の動物園にはパンダがいないためパンダ好きのキッズは絶対うれしいでしょうし、大人としては何事もやり抜くことの大切さを教えてもらったような気がします。
店舗の外観までも攻めのパンダ。餃子命と書いた気合の入り具合と、店内が見えづらいすりガラスに多少の恐怖を感じますが、ここまで来たら行くしかありません。
ランチタイムは全品550円
ビビりながらもえいや!っと入ってみたら、店内は地元の会社員や家族連れで大賑わい。2020年に那覇市から今の場所に移転してきたそうですが、もうすっかり馴染んでいるんですね。運よく席が空いたのでラッキーでした。
ランチメニューは全部で15種類、いずれのメニューも11:30~14:30の間は550円でいただけます。通常料金は580円と680円になっていますが、100円の違いを気にせず全部一律価格にしている豪快さがすごい。
今回は入口にあった餃子命というキャッチフレーズを信じて「焼き餃子定食」をオーダーしました。さらに通常550円では決していただけないであろう「小ロンポウ定食」も注文。果たしてどんな内容なのか?おかわり自由のライスとスープをよそって待っていると…
サラダ・漬物・デザートまで付く充実の内容
550円という激安ランチながらどちらも豪華!焼き餃子定食は餃子が8個、小ロンポウ定食は小籠包が7個と圧巻のボリュームです。正直、想像以上で驚きました。「サラダ・漬物・デザートは日替わりです」とメニューに書かれていましたが、この内容を見ると「ナスと大根のどっちがサラダでどっちが漬物!?」なんていう疑問も吹き飛びます。
パリッと焼けた厚めの皮が特徴の餃子は見た目通りの美味しさ。また小籠包は掴み方が悪かったのかスープがほとんどなかったものの、この価格で食べさせてくれる心意気がありがたいです。
ライスやスープもおかわり自由で、ちょっとしたデザートまでセットにしてくれる。お皿も多いし、仕込みや調理、洗い物も大変だろうことを考えると、この金額で提供してくれるお店の優しさに頭が下がる思いでした。今日はサクッと中華でも食べたいな。そんな時には「ぱんだまんま」を思い出してみてはいかがでしょうか?
沖縄・豊見城市「ぱんだまんま」
〒901-1117 沖縄県島尻郡南風原町津嘉山1338−3
TEL 050-1557-8750
営業時間 /11時30分〜14時30分、17時〜23時(L.O.22時30分)
定休日/火曜
駐車しやすさ★★(前後の余裕が意外とないので混んでいる時はハードモード)
ドライブ魅力度★★★(周辺はローカルエリアですが、車で10分前後でウミカジテラスや美らSUNビーチへアクセス可能。名嘉地ICも目と鼻の先なのでここでランチを食べてからドライブへ出掛けるのも◎)
ぱんだまんままでのドライブルート
ぱんだまんまの駐車場
目印となる交差点に名前がないためグーグル先生かカーナビを頼ってみて!目印となる交差点部分に別の中華料理店がオープンしているのでお間違えのないようにどうぞ♪
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投稿:ash
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