今回ご紹介する「魚めし屋(たいら鮮魚店)」は、ワンコインでいまいゆ(鮮魚)がいただける沖縄では希少なお店。味や価格はもちろん、見た目にも美しいランチが人気です。お店がある南城市奥武島まで南部ドライブを楽しんできました。
週末は混雑必死の人気店
「魚めし屋」さんは同じ島内にある奥武島いまいゆ市場に店舗を構える「たいら鮮魚店」さんが運営されています。コンテナをベースとしたシンプルな外観ながら、赤と黒のカラーリングで目立つお店。店内にはテーブル席とカウンター席、屋外にもカウンター席と屋根付きのテーブル席があります。
さすがに真夏は直射日光が強くて厳しいとは思いますが、日差しが穏やかになる冬場はテラス席が◎。くるまーい的には目の前の駐車場に車を停め、愛車越しのオーシャンビューを堪能するのも宜しいかと思います。
そして実はもう一つ。既にお気付きの方もいらっしゃると思いますが、実は店舗の上にもうひとつのテラス席が用意されているのもポイントです。店舗横の階段を上ると…
ドーンと目の前に海が広がります。周囲には高いマンションやビルがないので見晴らしバツグン。のんびりとした島ならではの雰囲気を思う存分感じられる特等席です。
ランチメニューは3種類だけど…
席を確保したら早速ランチを注文しましょう。「魚めし屋」のメニューは至ってシンプル。「海鮮丼」と「海鮮いなり」の二択です。いやいや看板に「日替わり定食」ってのも書いてあるじゃない?という声もありますが、忙しい時にはメニュー自体なかったことになる可能性大。待ち時間短縮のために編み出されたシステムなのでしょうか。柔軟性の高さをひしひしと感じます。
この日もやはり定食はありませんでしたが、海鮮丼(左)と海鮮いなり(右)は無事ゲット。本来はちゃんとした陶器の器で提供されますが、訪れた日はかなりの混雑ぶり。お店の方が「洗い物が追い付かないのでテイクアウト用の器でも大丈夫ですか?」と声を掛けておられ、それを快諾した結果なのでご了承を。
いずれも汁物と小鉢が付いて500円。小鉢は沖縄料理のクーブイリチー(昆布の炒め物)、そして汁物は通常「あら汁」なのですが、100円の追加で「いか汁」へ変更可能とのことで一つをチェンジしてみました。
500円という金額を考えれば無双レベル
海鮮丼には、マグロ・イカ・サーモン・タコ・卵焼き・トビコ・きゅうりの合計6種の具材がトッピングされています。大盛りサイズではありませんが、汁物や小鉢もついて500円とは良心的過ぎる価格。コスパ無双といっても過言ではないでしょう。
海鮮いなりには、マグロ・サーモン・イカ・卵焼き・きゅうりの5種が盛られていました。沖縄風の薄いいなりではなく、内地風のお揚げなのが意外でしたが、甘すぎずさっぱりと美味しくいただきました。
ただ、ぶっちゃけ一番美味しかったのはプラス100円であら汁からチェンジした「いか汁(いかスミ汁)」でしたね。イカの濃厚な旨味が丸ごと感じられるオキナワンスープの真骨頂。これと白ご飯があればもう何もいらない。そう思わせるほどの破壊力。イカスミ未体験の方はぜひ味わってみてほしいです。もちろん、付き合って間もない関係の方やはお気に入りの白Tシャツでお越しの場合は十分な注意が必要ですけどね…
沖縄・南城市「魚めし屋(たいら鮮魚店)」
〒901-0614 沖縄県南城市玉城奥武196
TEL070-5693-1255(たいら鮮魚店)
営業時間:9時~18時
定休日:月曜(祝日の場合は営業)
駐車しやすさ:★★★(専用駐車場と合わせて前面の道路も路駐可)
ドライブ魅力度:★★★★★(奥武島までのドライブルートは最高!あざまサンサンビーチから車で20分、セーファウタキから車で15分ほど)
魚めし屋(たいら鮮魚店)の駐車場情報
店舗と道路の間に設けられた駐車スペース。空いていれば問題ないが、お昼時は地元客や観光客で賑わうので駐車の難易度がアップ。
店舗前の道路上は駐車禁止エリアに指定されておらず、皆さん道路沿いに駐車しています。ただし後続車が次々にやってくるので停める時、発進する時に注意が必要です。
奥武島のあちらこちらで、島で暮らす可愛らしい猫たちの姿が見られます。車道に寝そべっていたり、気軽に車道を横切ったりするのでよんなー(ゆったり)ドライブを。
※緊急事態宣言期間中の取材撮影は行っておりません。また、本記事の写真・文章の無断転載・無断使用はご遠慮ください。
投稿:ash
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