那覇市国際通りに建つハイクラスホテル「ホテル コレクティブ(以下、コレクティブ)」のクラブフロアに泊まってきました。最上階に位置する客室、アメニティなど詳しくご紹介します。【関連記事】 クラブフロア宿泊者専用「ホテル コレクティブ」エグゼクティブラウンジ体験記
専用ラウンジが利用できる最上階フロア
コレクティブの開業は2020年1月。国際通りのほぼ中央に位置する好立地ですがホテル業界にとっては非常に厳しいコロナ禍でのスタート、さぞかしだった大変だったことでしょう。そんな逆境にも負けず堂々と佇む外観に様々な想いを馳せながら、チェックインを済ませて最上階に向かいました。
260室ある客室のうちエグゼクティブラウンジ(クラブラウンジ)が利用できるのは最上階の客室とジュニアスイートのゲストのみ。今回はその中で最もカジュアルなプレミアムツインに宿泊しました。
実はコレクティブに泊まるのはこれを含めて2回目なのです。1回目はスタンダードなスーペリアツインに泊まり、あまりの素晴らしさに「また必ず泊まる!」と心に誓った次第。で、2回目の今回はプレミアムツインにランクアップしたものの、お部屋自体の広さはプレミアムツインと変わらず、階数だけが違うので快適度にそこまで差は見受けられませんでした。とはいえ景色は段違いです。客室から外を見ると…
13階からの眺めはこのように那覇市街地、そして遠くに海を見渡せるパノラマが広がっています。写真は昼間のものですが、ライトアップされた夜の国際通りや人混みの少ない朝の景色も特別感があってすごくよかったですよ。夜間は予想以上に通りが静かになるため車の音や生活音も全く聞こえず、終始リラックスして過ごせました。
上質なステイを可能にする客室アイテム
インテリアのチョイスやお部屋の雰囲気に関してもスーペリアと大差ありませんが、客室に用意されているドリンクの種類や備品はかなりグレードアップしている印象です。例えばTWGの紅茶。オーガニックコットン100%のティーバッグで本格的な味わいが楽しめました。
また、オリジナルのパイナップルケーキと首里石鹸のキューブ型ミニソープもエグゼクティブフロアならではのプレゼント。片隅に置かれたホテルからのメッセージにもさりげない心遣いを感じます。
バスルームも広々設計
水回りについてもこの通り広々。浴槽には手すりやバスチェアが備わり、小さな子どもからお年寄りまで誰でも安心して入浴できるように配慮されていました。
自分が特に気に入ったのは日本初上陸のアメニティ「AD VITAM(アドヴィタム)」。台湾の高級ブランドらしいのですが、とにかく香りや使用感がすごく良くて一瞬で虜に(しかしホテル内はもちろん、ホテルのオンラインショップでも販売しておらず…)。その他、浴室内のTV-AUDIOやレインシャワー、メイクアップ用ミラーライト、体重計といったアイテムも各所に散りばめられ、リクエストすればスキンケアセットや日焼け止めなどもいただけるそうです。おもてなしの心がすごすぎる!
専用ラウンジ&プールでリゾート気分!
客室以外の魅力を挙げると、まずはクラブフロア泊の醍醐味である専用ラウンジでしょう。コレクティブでは同じ最上階にラウンジを設けているためスムーズに移動できました。しかもフードプレゼンテーションが充実していて夕食が必要ないほどの種類&ボリューム。これは那覇で一、二を争うレベルだと思います。▶沖縄那覇「ホテル コレクティブ」エグゼクティブラウンジ体験記。ホテル最上階で飲茶と国際通りの夜景を満喫
さらに館内には都会のオアシスと言うべきアウトドアプールをはじめ、フィットネスルームやサウナ、大浴場なども用意されているので一日中ホテルでまったり過ごすことができます。連泊時には国際通り観光に行くのも徒歩0秒ですし、周辺にある壺屋やちむん通りや牧志公設市場までも目と鼻の距離。那覇で観光とリゾート、どちらも満喫したい方には最適な一軒だと思います。
ただ、一点だけウィークポイントを強いてあげるとすれば、サウナに併設している大浴場が予想以上に小規模のため、夜のピーク時になると多少の混雑を招くことでしょうか(当然日によると思いますけどね)。とはいえ一度泊まったらファンになるほど魅力的なホテルだということは間違いありません(なにせ大した用事もなく再度宿泊したほどですからね!)。コツコツ働いて、また今年もお邪魔するぞ!
沖縄・那覇市「ホテル コレクティブ」
〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-5-7
TEL 098-860-8366
公式サイト https://hotelcollective.jp/
駐車しやすさ/★★★★(立体駐車場、地下1階駐車場ともに駐車しやすく、車の大きさに合わせていずれかを案内してくれます)
ドライブ魅力度/★★(国際通りの中心地なので観光するなら徒歩が良いかと…)
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ホテルコレクティブの駐車場
オーナーは台湾の大手セメント会社嘉新水泥ですが、施工を担当したのは日本の熊谷組。グループ会社がTAIPEI 101や陶朱隠園など台湾で実績を重ね、見事国内受注に至ったそうです。日本の建設業界の海外進出がこれからもどんどん広がるといいなぁ~
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投稿:あくまる
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