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【沖縄ホテル宿泊記】国際通りに面した那覇市「ホテルロイヤルオリオン」客室、朝食ブッフェの内容は?ゆいレール牧志駅すぐ、オリオンビールグループのシティホテル

国際通りに面した好立地「ホテルロイヤルオリオン」
那覇市街の観光におすすめ「ホテルロイヤルオリオン」

那覇空港から車で15分、那覇市国際通りに位置する「ロイヤルオリオン」に泊まってきました。客室、館内、朝食ブッフェなど写真多めでアップします。▶ロイヤルオリオン内の中華料理店「四川飯店」ディナー記事はこちら、▶グループホテル「ホテルオリオンモトブリゾート&スパ」の宿泊記はこちらからどうぞ。

国際通り周辺の観光・ビジネスに便利

ロイヤルオリオン外観
「ドアの向こうは那覇国際通り」がキャッチコピー

ご存知の人も多いと思いますが「ホテルロイヤルオリオン」は、本島北部にある「ホテルオリオンモトブリゾート&スパ」同様にオリオンビールが経営するホテル。リゾートホテルのモトブに対して、ロイヤルオリオンは利便性に優れたシティホテルという立ち位置です。

ゆいレール牧志駅までは徒歩3分ほど
ゆいレール牧志駅までは徒歩3分ほど

建物は国際通りに面しているため、周辺観光やショッピング、ビジネスにぴったり。那覇空港からも車で約15分と近く、早便のフライトでもスムーズに移動できます。

さいおんうふシーサー
2011年9月に完成した高さ3.4m、重さ約3tの特大シーサー

この日は久しぶりに国際通りをぶらぶら散策してみましたが、荷物を置いてすぐに観光できるのは楽ちんですね~。壺屋のやちむん通りや桜坂劇場まで歩いても余裕。帰り際にはゆいレール牧志駅に鎮座するビッグサイズのシーサー「さいおんうふシーサー」を見上げてホテルに戻りました。

多彩なレストランが魅力の老舗ホテル

1階入り口すぐの場所にフロント
1階入り口すぐの場所にフロントがあります

館内はこれぞ往年のホテルともいうべきクラシカルな空間です。スタッフさんもベテランの方が多く、ビシッと決めたヘアスタイル&スーツがこなれています。身だしなみや声のトーンなど、こういうのもおもてなしの一つなんだなぁと改めて実感。

ロビースペースの一角にあるコーヒーラウンジ「ドルフィン」
コーヒーラウンジ「ドルフィン」ではケーキ2個+飲み物が選べるケーキセットが人気

フロント後方にはロビースペースがあり、ちょっとした打ち合わせやティータイムに人気のコーヒーラウンジ「ドルフィン」を併設しています。その奥にはホテルメイドの焼き立てパンが人気のベーカリー「プルミエ」、他にも和食・洋食・中華・バーラウンジと、館内には合計6つの飲食店が営業しているのも魅力です。

ちなみに各階にはオリオンビール商品の自販機もありますよ~
ちなみに各階にはやはりオリオンビール商品の自販機もありました

今回は中国四川料理「四川飯店」のディナーを利用したのでその様子は別記事でぜひ。どのレストランもレベルが高く大小の宴会場も複数あるため、コロナ禍以前はここで忘年会や新年会を開く県内企業も少なくありませんでした。いつかまたみんなで集まって誰でも気軽に飲食できる日が戻るといいのですが…

2018年に全面リニューアルした客室

ホテルロイヤルオリオンのスタンダードツイン23平米
スタンダードツイン23平米

さて、ちょっとしんみりしちゃいましたが気を取り直して客室に行ってみましょう。今回泊まったのはホテルの中で最も部屋数が多いスタンダードツイン(23平米)です。ホテルロイヤルオリオンでは2018年に全室リニューアルが完了したそうで、まだまだ新しさを感じる空間は快適そのもの。

リニューアルしたホテルロイヤルオリオンの客室
「ホテルオリオンモトブリゾート&スパ」と雰囲気が少し似ています

清潔感漂うシーツに落ち着いた雰囲気のインテリア、ところどころに木の素材が使われてお部屋全体が柔らかな印象です。客室の面積は同グループのオリオンモトブリゾートと比べるとかなり狭いものの、全体のトーンは非常に似ており高級感があります。モトブは北部の森をイメージさせる深い緑色が差し色でしたが、こちらは淡いグリーンがアクセントになっていてその違いも面白いです。

ベッド脇にはコットン生地のルームウェアが置いてありました
ベッド脇にはコットン生地のルームウェアが置いてありました

客室からの眺望は国際通りビューと裏手の雑居ビル群ビューのいずれかとなり、今回は部屋・階数指定なしの格安プラン(1泊2食付きで8,000円)のため残念ながら裏手側でした。しかし適度な弾力と寝心地が良いシモンズ社製ベッドのおかげで朝までぐっすり。景観を変えることはできませんが衛生的な寝具のセレクトや調湿性の高い漆喰壁塗装など、快眠を追求しているところが今回のリニューアルの大きな特徴です。

客室はすべてフローリング仕上げに
段差がないので移動しやすい

また室内はフローリング仕様に変更、写真上のようにバスルームの扉も引き戸にすることで使い勝手も向上しています。

ホテルロイヤルオリオンのバスルーム
限られたスペースの中ですっきり整っているバスルーム

浴室はユニットタイプとはいえ、やはり新しく清潔感アリ。NY生まれのバスアメニティ「スティーブンノルコレクション」も香りが良くて癒されました。あと、洗面の鏡が大きく、歯ブラシやタオルを置くスペースが別に設けられているのも良かったです。

オリオンビール付きの宿泊プランがおすすめ

全客室Wi-Fi無料
全客室Wi-Fi無料
煎茶とさんぴん茶のティーバッグはありましたよ~
煎茶とさんぴん茶のティーバッグはありましたよ~

室内を全面刷新した一方、備品・アメニティに関してはシンプルかつ必要最低限にとどめた印象です。例えばドライヤーや空気清浄機は設置されていますが、化粧水などのスキンケア類、コーヒー・紅茶のサービスはなし。冷蔵庫を開けてもオリオンビールグループの商品はありませんが…

ホテルロイヤルオリオンのオリオンビール付きプラン
売り上げの一部が首里城復興に活用される支援缶でした

各予約サイトでオリオンビールやチューハイがもらえるお得な宿泊プランが定期的に販売されるので要チェックです。今回のプランもオリオンビールが一人1缶もらえるおまけ付きでした。ホテルの客室でリラックスしながら飲むビールはやっぱり美味しい!

朝食は地下1階で7時~9時30分

この日の朝食は地下1階の宴会場にて
この日の朝食は地下1階の宴会場にて

翌朝の朝食は地下の宴会場で7時からオープンしていました。自分たちはちょうどピークの8時頃に行ってしまったため20分ほど待機。ちなみにこの宴会場、冷房をつけていないのに地下の冷気が溜まってかなり寒いので羽織り物を一枚持っていくことを強くおすすめします。子どもはすぐに風邪をひくレベルです…!

ロイヤルオリオンの朝食一例
朝からフルーツはうれしい
もちろんベーカリープルミエのパンも並びます
もちろんベーカリープルミエのパンも並びます
ライブキッチンでは目玉焼き、オムレツが選べます
ライブキッチンでは目玉焼き、オムレツからお好みを選択

料理のラインナップは和洋+沖縄料理が並び、ぼんやりしているとどんどん料理がなくなる戦争状態。若干人手不足を感じたものの、コロナ禍の現在では仕方がないことかもしれませんネ…

自分で茹でる沖縄そばも美味しかったです
自分で茹でる沖縄そばも楽しかったです

バーゲンセール並みのブッフェレーンをかいくぐり、やっとの思いで取って来た戦利品がこちらです。サラダやオムレツ、パンの他に豆腐チャンプルー、野菜の炊き合わせなども美味しかったです。ただし、前述した冷気が料理の熱を一瞬にして奪い去っていくため、出来立てはなるべく早めに食べた方が良いかもしれません。この冷気、氷室とか作ってなんとか活用できないものか…。ロイヤルオリオン氷室を使ったかき氷屋さんなんていかがでしょうか(素人考えでスミマセン!)。



沖縄・那覇市「ホテルロイヤルオリオン」

〒902-0067 沖縄県那覇市安里1丁目2番21号

TEL  098-866-5533(代表)

公式サイト https://www.royal-orion.co.jp/

駐車しやすさ★★★(地下の第1駐車場は大型車でなければそこまで苦ではないかと)

ドライブ魅力度★★(国際通り周辺は徒歩の方がスムーズかも。ただ大通りに面しているので車移動で中部、南部に行くのも便利)

ホテルロイヤルオリオンの駐車場

ロイヤルオリオンの駐車場1
正面玄関から一本路地に入ったところが駐車場入口
ロイヤルオリオンの駐車場2
第1駐車場はホテルの地下、ここが満車になると隣接の第2駐車場に案内されます
ロイヤルオリオンの駐車場3
地下の第1駐車場はこんな感じ。古い建物ですが、前後左右のスペースはそこまで狭くありません
ロイヤルオリオンの駐車券
1泊につき1,000円(2泊以降は一律2,000円)ですが、予約サイトによっては無料となる宿泊プランもあります

ホテルから数メートル先にセブンイレブン、道向かいにもファミリーマートがあるのでとても便利。居酒屋やおしゃれなカフェなども近くに多数ありホテル以外の食事にも困りません。


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投稿:あくまる

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