沖縄・那覇市にある「パシフィックホテル沖縄」に泊まってきました。那覇のシーサイドに建つこちらは昭和48年開業の老舗ホテル。客室や館内設備、朝食の内容など、写真付き(枚数多め)でアップします。
昭和レトロな客室
今回は一番リーズナブルなコンフォートツインの客室(21㎡)へ。昭和48年開業なのでだいぶ古いのかな?と予想していたのですが、その心配は無用でした。お部屋は適度に修繕されており快適そのもの。
その一方でレトロな空気感を味わえるのも楽しかったです。ベッド前に広がる茶色の冷蔵庫キャビネット、テレビ台、デスクの並びはまさしく昭和ホテルの黄金パターン(出張が多めの人にとっては今も定番かもしれませんが…)。
枕元に置かれた電話とメモ用紙、アラーム機能付きのナイトテーブルも懐かしい雰囲気でほっこりします。昔はBGMやラジオ付きのテーブルなんかもありましたよね?
ルームウェアはホテルロゴが刺繍されたオリジナル。ハイビスカスのワンポイントがかわいいです。
バスルームについては多少老朽化していますが、しっかりクリーニングされているので気になるところは特にナシ。水回りのリフォームは間取りから解決しないといけないのできっと難しいんでしょうね。
4階の客室からは駐車場の先に海が少しだけ見えました。丸い球体は隣接する沖縄ガスのガスタンク。その他クレーン車やマンションなど色々な建物がジオラマのように並んでいます。この景色は住宅街と商業エリアが混在する那覇ならではかもしれません。
カフェ&プールもオススメ
チェックイン後は1階にある「パシフィックオーシャンカフェ」に行ってみました。こちらのカフェも古き良き喫茶店という佇まいで居心地抜群。ドリンクは400円~、ケーキセットは750円とお手頃なので打ち合わせに利用する人も多いようです。地元のサラリーマンやおじぃおばぁのリピーター多め。
那覇の中心地である国際通りからは離れているものの、館内にはカフェやバー、売店など設備が充実しているので全然飽きません。さらに7月~9月末まではガーデンプールもオープンしています。もちろん、宿泊者はここも無料。
子ども用プールはなく他のリゾートホテルに比べると規模は小さいものの、その分あまり利用客がいないのでかなり穴場。泳いだ後はリクライニングタイプのサイドチェアで涼めました。
朝食は和食・洋食プレート
翌日の朝食は1階奥にあるレストラン「竜潭」で和食または洋食のセットプレート(繁忙期はビュッフェ)をいただきました。こちらは和食。
洋食のパンと和食のごはんはいずれもお替り可能です。スタッフさんがすぐに気付いてくれて、笑顔でサーブしてくれる接客がうれしい。
飲み物は特設カウンターで好きなものをご自由に。写真の他にも紙パックのトマトジュースや牛乳、ヨーグルトなどもありました。
食後はホテルの売店に行ってみたり、庭に突然現れるイタリア風の石像や兵馬俑に唖然としたり(日光の「東武ワールドスクエア」はミニチュアですが、こちらはがっつりリアルサイズ!)。昭和にタイムトリップしつつ、まさかイタリアと中国にも行けるなんて。パシフィックホテル沖縄、いろいろ盛り沢山で恐るべしです。
沖縄・那覇市「パシフィックホテル沖縄」
〒900-0036 沖縄県那覇市西3-6-1
TEL098-868-5162(代表)
公式サイト https://pacifichotel.jp/
駐車しやすさ★★★★★(ホテル前に平面の専用駐車場あり。ゲートがないので24時間出し入れ可能)
ドライブ魅力度★★★(国際通りから離れているものの那覇空港や波の上ビーチに近く、中北部方面に移動するのも便利)
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パシフィックホテル沖縄のアクセス・駐車場
那覇空港ICより「うみそらトンネル」を通って若狭ICへ、右折後約2分道なりに進むとホテルが右手に見えてきます。駐車場にはこの信号を右折するので予め第二通行帯を走行しているとスムーズです。
350台収容の大型平面駐車場完備。宿泊者やレストラン利用者は無料で利用できます。那覇市内のホテルはほとんど有料駐車場&ゲート式なので無料で24時間台入れ可能なのはかなり貴重。
地元民にも親しまれている老舗ホテル。超リーズナブルなので夜寝るだけでもアリですが、プールやレストランを利用しながらまったり過ごすのも楽しかったです。徒歩圏内にスーパーが2軒(りうぼうとかねひで)あるのでちょっとした買い出しも便利。
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投稿:あくまる
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