沖縄県内での新車購入時、もしくは県外からマイカーを伴っての引っ越し時に気になるのが自動車交通安全祈願。そう、いわゆる車のお祓い(車祓い)です。事故を防ぎたいというのはもちろんですが、車は人生を共にするパートナーですから晴れやかな気持ちでお付き合いをスタートしたいもの。那覇市の護国神社で申し込める車のお祓いについてまとめてみました。
護国神社へのアクセス
今回ご紹介するのは那覇市奥武山にある沖縄護国神社。いわずと知れた沖縄有数の神社です。初詣や100日記念、七五三や合格祈願など、過去に何度も足を運ばれた方も多いことでしょう。入場方法がやや分かりづらいため、今回は護国神社へのアクセスから順を追って説明します(写真枚数多めです)。
那覇新都心や浦添以北から訪れる場合「明治橋」を渡ってすぐの場所に大きな鳥居があります。ご覧の通り、反対車線から見てもなかなか気付かないような奥ゆかしさ。
正面から見ないと気付かない鳥居なのでファミリーマート奥武山店などを目印にカーナビやグーグル先生に頼ってください。空港方面からは右折車線が用意されており、南北どちらから訪れてもアクセスはスムーズ。
鳥居をくぐって奥へと直進。上の写真は反対側から鳥居を眺めたものですが、左右にマンションや医院があるため歩行者もそれなりにいます。くれぐれも気を付けて進んでください。
車に乗ったまま公園内へ
鳥居をくぐって真っすぐに進むとここで駐車…ではなく、なんとここから車に乗ったまま奥武山公園内に進んでいきます。入口には赤字で「許可車輛以外進入禁止」とありますが、事前に許可を取る必要はナシ。
ゲートに到着後、スタッフの方に「車のお祓いに来ました」と伝えればOK。写真の車輛入園許可証を発行してくれます(プライバシー保護のため消していますが、実際にはスタッフの方が訪問日時と車輛ナンバーが記載されています)。訪問後は用務先印欄にハンコを押してもらい退出の際に提出する流れです。
沖縄県護国神社は奥武山公園内にあるため、園内を通行する時の制限時速は時速10キロ。ハザードを点けながらゆっくりと進んでいきます。 ちなみに左側の赤茶色い部分がジョギングコースとなっており、この部分を車で走行してはいけません。「護国神社はこちら」とこまめに看板があるので迷う心配はなさそうです。
園内を進み、沖縄県護国神社への最大の難所がこの坂道です。細&急なので注意が必要。写真のRAV4は全幅が1,855㎜なのでそれほど問題はありませんが、新しく発売された300系ランドクルーザーの全幅は1,980㎜。大型車はまあまあ気を付けなければなりません。あと、ローダウンしている車も危険かも。
坂道を上りきったら護国神社専用の駐車場に到着です。まずはここに車を停めて受付に行きましょう。
車のお祓いの初穂料、受付方法
拝殿に向かって右側に社務所があります。今回の自動車交通安全祈願のほか、厄払いや健康祈願といった各種祈願もこちらで受付。
「車のお祓い」の初穂料は5,000円。そのままお納めしても良いのですが、マナーとしては熨斗袋や白い封筒などに入れてお納めすべきもの。可能であれば事前に用意しておくと良いかもしれません。
時期によっては混み合っている場合もあり、その際は待合室で待機することも。順番が来たら声を掛けてもらえるので指定場所へ車を移動しましょう。
指定場所は社務所の前、大きなガジュマルの木の下。
しばらくすると神職さんが到着され、無事に祝詞を唱えてくれました。思っていた以上にしっかりと執り行ってくれるため、かなり気持ちがすっきりとして何となく守られているような気がします。もちろん、一番大事なのは日頃の心掛け!ですけどね。気になる方は一度申し込んでみてはいかがでしょうか?
沖縄・那覇市「沖縄県護国神社」
〒900-0026 沖縄県那覇市奥武山町44番地
TEL098-857-2798
電話受付時間:9時~16時30分
駐車料金:無料
タイミングによっては混雑している日があるのでまずは電話で確認した方が◎。
投稿:ash
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