沖縄北部本部町にある「ホテルマハイナ ウェルネスリゾートオキナワ(以下、ホテルマハイナ)」に泊まってきました。こちらは2000年の開業なので決して新しくはないけれど、沖縄美ら海水族館や備瀬のフクギ並木にも近く、話題のハナサキマルシェにも目の前という好立地ホテル。さらに立地だけではなく、食事も館内設備も充実していたので想像以上でした!最新情報をお届けします。【関連記事】ディナーは飲み放題付き!「ホテルマハイナ ウェルネスリゾートオキナワ」朝夕ビュッフェレポ
ロビー付近にプール&キッズスペース
ホテルマハイナを運営するのは沖縄に本社を置く「前田産業ホテルズ」。以前ご紹介した「ホテルゆがふいんおきなわ」や2022年に開業したばかりの「ホテルアラクージュ オキナワ」など地域密着のホテル運営を行う老舗企業です。
ホテルのエントランス及びロビーはホワイトとブラウンで統一されたシンプルな空間。窓の外には南国の植栽に彩られたガーデンプールが見えるほか、ゆったりとしたソファーも配されているのでチェックインを待つ間も疲れません。ロビーのすぐ近くには小さいながらもキッズスペースが完備されているところも家族連れにはうれしいです。
カジュアルな雰囲気のスタンダードツイン
今回は同ホテル内で最もリーズナブルなスタンダードツインに宿泊しました。全体的に若干年季を感じるものの、40㎡以上のゆとりあるスペースでゆったり。しかもこちらのお部屋、かなりお値打ちなんですよ。タイミングが合えば朝夕の1泊2食付き(しかも飲み放題付)で一人10,000円程度なんていうプランもザラ。ぜひ頻繁にチェックしてみてください♪
ベッドはスプリングマットレスのセミダブルサイズが2台なので広さも十分。ただし中央にラジオや電気のオンオフを行うナイトパネルがあるため、2台のベッドをくっつけることが難しく、小さな子ども連れの方は寝返りによる落下に注意が必要でした。気になる方は畳スペースが用意されたコーナーファミリーやベッドが2台並ぶオーシャンフロアなど、用途や人数、予算に合わせたさまざまなタイプのお部屋があるのでそちらをチョイスした方が良いかもしれません。
長期滞在にも便利なミニキッチン完備
ちなみにスタンダードツインの部屋には簡単なキッチンスペースが用意されているので旅先でも自分で料理がしたいという方には最適だと思いました。現地ならではの食材をスーパー(車で10分程度)で調達してフライパンでジュージュー焼くだけでも楽しそう。
またバストイレはキッチン後方に配置されているところがちょっと変わっていますが、水回りを集約している分部屋がスッキリ見えました。この配置を考えた設計士さん、かなり斬新だなぁ~
全客室テラス付きのオーシャンビュー
さらにホテルマハイナの大きな魅力の一つがテラス&オーシャンビューです。テラスには椅子やテーブルのセットこそなかったものの、高台からのオーシャンビューは絶景。今回泊まった部屋からは人口約800人の小さな島「瀬底島」まで見えました。
朝の7時前には山際から顔を出す美しい日の出も!この辺りは季節や客室の向きによって変わるので見れたらラッキー程度ですが、こういう大自然のパワーを感じられるのはやんばるならではの楽しみだと思います。ビルや人工物があまりないので空気が断然違います。
ガーデンプール&インドアプールで雨天時も安心
チェックイン後、荷物を置いた我々はとりあえずプールに出掛けてみました。建物の中央に位置するガーデンプールは周囲を取り囲むように設置された赤いビーチパラソルが絵になります。
全長30メートルのメインプールは、海側にあるキッズプールに向かって水が流れ落ちる設計になっているのでインフィニティプールのような雰囲気もあります。段差によってメインとなるガーデンプールから子ども用プールが見えないため、ゆったりと過ごしたいカップルや大人にも良さそうです。
ガーデンプールのすぐ隣りにはインドアプール(屋内プール)もあり、こちらは1年を通じて利用OK。ガーデンプール営業期間中は、ガーデンプール終了時間から21時までがこのインドアプールの利用時間になるそうですが、肌寒い日や荒天時は柔軟にこのインドアプールを開けてくれるようです。
大浴場でリラックス
プールで遊んだ後は大浴場へGO。県外には大浴場を設備に持つホテルは数多くありますが、沖縄のリゾートホテルではまだまだ少ないのが現状。なにせ日常的に湯船に浸かる習慣のない方が多い沖縄ですから致し方ないことでしょう。やっぱり広々としたお風呂で、脚を伸ばしてゆったりできるのは純粋にうれしい。
しかもリゾートホテルとしては珍しく、館内着でお風呂まで移動はもちろん、食事会場も館内着でOKなんです。ホテル内のそこかしこで館内着の方を見るため、なんとなく温泉旅館を訪れた気持ちになりますが、これはこれで一つの特徴として良いんじゃないでしょうか。
レストラン「マーセン」の朝食&夕食が想像以上にイイ
さらにホテルの印象を左右する大きな要素の一つ、食事面もすごく良かったので声を大にしてお伝えしたいです。朝夕ともに1階にあるレストラン「マーセン」でいただいたのですがお庭を眺めながらの朝食も素敵でしたし、夕食はまさかの飲み放題付き!あまりにも情報量が多くなるため、マーセンの食事は別記事で詳しくご紹介しています。本当良かった!
北部の観光拠点におすすめの一軒
ホテルの目の前には2019年に開業したオキナワ ハナサキマルシェがあり、カフェやレストラン、ショップなど沖縄らしい15店舗が揃っているのでぶらぶらするのも楽しかったです。もちろんホテル近くにある沖縄美ら海水族館やエメラルドビーチ、備瀬のフクギ並木などの北部観光に出掛けるのもアリ。那覇や南部エリアからだと移動だけで1時間半から2時間も掛かりますが、ホテルマハイナを拠点にすればかなりスムーズに行動できます。
我々も朝食後はプール→美ら海水族館という贅沢コンボを楽しみ、大満足の滞在となりました。連泊したらもっと行動範囲が広がりそうなので次回は2、3泊の旅を計画したいと思います。大自然を感じる沖縄北部で過ごすひと時、皆様もいかがでしょうか~?
沖縄・本部町「ホテルマハイナ ウェルネスリゾートオキナワ」
〒905-0205 沖縄県国頭郡本部町山川1456
TEL 0980-51-7488(受付時間:9時~18時)
公式サイト https://www.mahaina.co.jp/
駐車料金 /無料
駐車しやすさ/★★★★★(ホテル後方に無料駐車場あり。台数余裕でかなり停めやすい)
ドライブ魅力度/★★★★★(沖縄美ら海水族館まで車で5分。30分圏内には古宇利島観光やフクギ並木、ナゴパイナップルパーク、DINO恐竜PARKやんばる亜熱帯の森などの定番観光スポットがたくさんあります)
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ホテルマハイナの駐車場
ホテルマハイナ=ファミリー旅行のイメージでしたが、大浴場やプールといったコンテンツが充実しているので二人旅やグループ旅行など幅広い滞在が楽しめそうです。またホテルの規模感もそこまで大きすぎず、客室からの移動もストレスなく過ごせたのも良かったです。
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投稿:ash
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