沖縄屈指のリゾートエリア、恩納村にある「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ(以下、沖縄かりゆしビーチリゾート)」に泊まってきました。宿泊したのはオフシーズンの春先だったのですが、学生やカップル、ファミリーにご高齢のツアー客まで大勢訪れていてびっくり。幅広い客層に愛されるその理由とは?▶飲み放題が楽しい!ディナービュッフェ記事はこちらからどうぞ。
地元企業系老舗リゾートホテル
沖縄かりゆしビーチリゾートは沖縄県内で複数のホテルやブライダル、飲食店などを展開するかりゆしグループが所有するホテルであり、グループの中核を担う位置付けです。2022年で創業60周年を迎えた老舗のため建物自体は年季が入っていますが、周辺に県内外の有名ホテルや外資系リゾートが建設される中、地元企業が奮闘していることにすごさを感じます。
到着後はエントランスすぐの場所にあるカウンターでチェックインを済ませて客室へ。途中、熱帯魚が泳ぐ水槽が設置されていたり、中央のロビーには黄金の玉座が輝いていたりと、客室までの道中にも楽しい仕掛けが目白押しで俄然テンションが上がります。セルフで自由に飲めるウェルカムドリンクのコーナーや新設されたアメニティステーションも見逃せません。
唯一無二の記憶に残る客室
ホテル全体としてはオーシャンタワーとウィングタワー、大きく分けて2つの建物で構成されており、好みや用途に合わせた多彩な客室が特徴です。例えば、あまり移動したくない人はショップやレストランが集中しているウィングタワー、東シナ海の景色を楽しみたい人はオーシャンタワーといった選択が可能。とはいえ今回の宿泊では客室お任せのお得プランにしたため、お部屋に到着するまでは完全なるミステリー。さて、どんなお部屋になったかといいますと…
まさかのフォースルーム!大人2名+幼児1名なのでベッドが二つがあれば充分なんですが、ウィングタワーの中ではここが一番コンパクトな客室のようです。すごい~!
ファミリーやグループ旅行にピッタリな客室は水回りに関しても万全です。多少の古さは感じるものの、きちんとお手入れされていて清潔感あり。2ボウルの洗面&バストイレ別、クローゼットやトランクスペースも確保されています。
バルコニーに出てみると、遠景ではありますがプール越しに海が広がっていました。さらにもう少し先にはハワイ発の高級ホテル「ハレクラニ沖縄」、またこの客室からは見えませんが、反対側の山間にはマリットからリブランドした「オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ」が建っています。
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広さや使い勝手、景色も申し分ない客室ですが、個人的には中央に配置されたカウンターテーブルや背もたれがエビテールっぽいソファなど、昭和レトロなインテリアにも萌えました。最近のホテルでは絶対に出合えない特別感といいますか、お宝感といいますか。クルマ同様、今となってはすごく斬新な味わいで面白かったです。
プールにビーチ、大浴場と楽しみ方無限大
客室でひと休みした後は館内を散策することに。8万坪もの広大な敷地はホテル周辺をぶらぶら歩くだけでもいい運動になります。夏場はインドアを含めた3カ所のプールで泳いだり、無料のシャトルバスで3分ほどの場所にある「かりゆしビーチ」に行ってみるのも楽しそう。
ご夫婦やツアーで来ていた方々は大浴場やバーラウンジでまったり過ごしており、同じホテルにいながら世代によって思い思いの滞在ができるのが魅力に感じました。コンテンツが豊富なので夕食までの空き時間も一瞬たりとも飽きさせません。
我が家の場合は、館内の至る所で見かけるシーサーとのふれあいを満喫しました。運気が上がりそうな黄金の巨大シーサーを筆頭に、100体ぐらいいるんじゃなかろうか。
サッカー選手風や忍者風、バイカー風など一つ一つどれも個性的で表情豊か。2歳の我が子は沖縄そばを立って食べている子がどうしても気に入らなかったらしく、「座って食べるよ!」と注意していました(怖…)
キッズエリアも屋内外に2ヶ所!
遊び足りないキッズにはプール近くに設置された遊具やオーシャンタワー1階のキッズルームがあるので安心です。
屋内のキッズルームで一際目立っていた木製たまごプールは、すべて県産木を使用して職人さんが一つ一つ加工したのだとか。触ってみるとツルツルしていて香りが良い。オリエンタルホテルのキッズルームにも木製遊具が並んでいましたが、木育って注目されているんですね~
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かりゆしドリームファンタジーは冬の風物詩
また、日が暮れてからはプールサイドの屋外ステージで琉球芸能や島唄、ハワイアンなど、週末になるとさまざまなライブイベントで盛り上がります。オフシーズンには写真のような「かりゆしドリームファンタジー」も同時開催されるので冬でも楽しい!
気付けばチェックインからチェックアウトまで一歩も外に出ることなく、かりゆし王国で満喫。沖縄旅行に期待することといえば人それぞれだと思いますが、パッとイメージして思い浮かぶビーチやプール、オーシャンビューの景色など、かなりの要素を網羅しているので終始ワクワクできました。やっぱり定番は強いし、色々楽しんだ後で最後に戻ってくるのもまた定番なのかなと。かりゆし、イイです!
沖縄・恩納村「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」
〒904-0401沖縄県国頭郡恩納村名嘉真ヤーシ原2591-1
TEL 098-967-8731(代表)
公式サイト https://kariyushi-oceanspa.jp/
駐車しやすさ★★★★★(前後の間隔広めで停めやすい。台数には余裕がありますが、夕方にはエントランス手前からどんどん埋まっていくので早めのチェックインが安心かも)
ドライブ魅力度★★★★(名護市と恩納村の境界付近は沖縄最大のリゾートエリア。美しい海岸線と南国ムードたっぷりのホテルが軒を連ねています)
沖縄かりゆしビーチリゾートの駐車場
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投稿:あくまる
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