2020年にリニューアルした沖縄・大宜味村の道の駅「おおぎみ やんばるの森ビジターセンター」でランチしてきました。シークヮーサーや蕎麦など地産地消のメニューはどれも愛情&工夫たっぷり。ちょっと遠いけど足を延ばして行く価値アリです!
道の駅内レストランシーサイド
道の駅おおぎみの飲食施設は「レストランシーサイド」と「パーラーくがに」の2つ。今回はちょっと肌寒かったので館内で営業しているシーサイドにお邪魔しました。
店内に入ると入り口すぐの券売機で食券を購入します。ランチは平日限定の日替わり定食600円~とお手軽メニューも用意されていますが、今回は2大名物ともいえるシークヮーサーそばと和蕎麦に決定。
待つこと数分、最初にやってきたシークヮーサーそば(単品750円、じゅーしーセット850円)は柑橘類特有の香りが爽やか!上にかかっているシークヮーサー果皮は乾燥パウダーかと思いきや、生の果実をすりおろしているので香りの強さがまるで違います。
これはもはやアロマだ!と感激しつつ、スープを一口含むとかつおの優しいダシにシークヮーサーの香りが意外と合う。沖縄そばのスープは最後まで飲まないと固く誓っていたものの、丼に顔を近づけるたび爽やかな香りにつられて一口、一口と止まりません…
トッピングの豚肉は醤油ベースのたれで煮付けるのが一般的ですが、スーチカー(豚を塩漬けにした沖縄料理)にしているのもポイント。ほんのり塩味なのでシークヮーサーの香りを引き立たせつつ、豚肉の旨みもしっかり味わえます。しかもこんなに分厚いのにホロホロと崩れる柔らかさ。沖縄そばとシークヮーサーは今までありそうでなかった組み合わせですが、調理次第でこんなにも合うんですね~!
大宜味村産の和蕎麦を味わう
ランチの二品目は、揚げたての天ぷらとジューシーがセットになった天ざるそば(1,380円)にしてみました。大宜味村は沖縄で貴重な和蕎麦の栽培が盛んということで、こちらでは地元産の蕎麦をいただけます。
冷水で引き締まった麺はコシがあって旨し。二八蕎麦なので蕎麦の香りはそこまで感じませんが、つるりとした喉ごしを楽しめました。
そして蕎麦の相棒ともえいる天ぷらはゴーヤー、ジャンボインゲン、かぼちゃなど、こちらも大宜味村でとれたものを中心に提供。どれも厚切りカットの薄衣なので野菜のみずみずしさやホクホク感が増しています。もちろん大ぶりのエビ天も美味でした。
沖縄で「そば」といえば沖縄そばをイメージしがちですが、シークヮーサーそばと和蕎麦、どちらのそばもまた食べたくなる美味しさでした。厨房では村のアンマーたちが腕を振るっており、テキパキと働く姿もすごくイイ。食材も人材も、大宜味村の魅力たっぷりで感激したランチでした。
ちなみに道の駅おおぎみでは蕎麦打ち体験を毎月定期的に行っており、事前予約なら大人1200円、子ども700円とかなりの良心価格で体験できるのでおすすめ。自分で打った蕎麦はきっと美味しそうですよね~。詳しくは公式サイトをご確認ください。
沖縄・大宜味村「道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンター レストランシーサイド」
〒905-1318 沖縄県大宜味村字津波95番地
TEL 0980-44-2233(代表)
営業時間/レストラン 11時~15時(平日)、11時~16時(土日祝祭日)
パーラー 12時~16時(平日)、12時~17時(土日祝祭日)
公式サイト https://www.yambaru-vc.com/
駐車しやすさ/★★★★★(施設前に広々駐車場アリ)
ドライブ魅力度/★★★★(雄大なやんばるの大自然と海岸を眺めながらのドライブは爽快!)
道の駅おおぎみの駐車場
シークヮーサーそばは毎日数量限定なのでお早めに。あまり時間がない人は併設の直売所でお弁当やパンを買ったり、パーラーのハンバーガーなんかはいかがでしょうか~?
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投稿:あくまる
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