モントレグループにとって初の沖縄進出&グループ初のリゾートホテルとして誕生した「ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート(以下モントレ沖縄)」。久しぶりに宿泊してきましたので、客室やプール、眺望やショップなど写真多めで紹介します。ちょっと注意が必要な駐車場、軽石問題についても記載アリ。▶モントレ沖縄内のティーラウンジ記事はこちらから▶5Fレストランシーフォレストのビュッフェ記事はこちらからどうぞ。
モントレならではの重厚感ある佇まい
沖縄屈指のリゾートエリアといえば恩納村。そのメインストリートに突如現れるのが「ホテルモントレ沖縄」の巨大な白壁です。国道から見ても、敷地内に入ってきても中はまるで見えず、この外観から進撃の巨人を連想するのは自分だけでしょうか…?客室がすべて海側を向いているホテルの構造上、この部分は割り切りが必要かもしれません。
ウォールマリア的白壁に驚きますが、エントランスに足を踏み入れるとそこは一気に別世界。赤坂や銀座、大阪など各地の系列ホテルと同様、ヨーロッパテイストの意匠を得意とするモントレならではの美しい空間が広がっています。
フロントもこのようにお洒落。前方はロビースペースになっており、そこから見える景色は圧巻のオーシャンビューです。ビーチを正面に臨む立地とヨーロッパ調の雰囲気が絶妙にマッチしています。
屋外プールやキッズエリアなど充実の館内施設
この日はチェックイン時間よりも少し早めに到着したため、息子を連れて1階のキッズコーナーに行ってみました。柔らか素材の遊具やボールプールに子どもは大興奮。雨の日はもちろん、海やプールに入れない冬場も楽しめるのはうれしいです。
また、この場所とは別に1歳までの乳幼児が遊べるベビーコーナーも用意されているのもポイント。同じ子どもとはいえ年齢によって遊び方が大きく違ってきますからね。この配慮は非常に助かります。
キッズコーナーでひとしきり遊んだあとは、ホテル敷地内をお散歩しました。ホテル目の前のタイガービーチは後ほど見に行くとして、まずは敷地の一番端にある屋外プールへ。
屋外プールはメインのインフィニティプールのほか、沖縄では希少なウェイブプール、キッズ用のスライダープールとさまざまな種類が揃っています。写真上のウェイブプールは海に入るような感覚で段差を気にせずエントリーできるのがイイ。あまりにも楽しすぎて夏場の滞在では気付けば夕方…!なんてこともよくあります。
南国の植物に彩られた水辺の景色はどこを切り取ってもフォトジェニック。オンシーズンにはプール横にサンセットカフェがオープンするため、アルコールやトロピカルドリンク片手にリゾート気分を満喫できます。
屋外プールの脇には観賞用のタッチプールも用意されており、タイガービーチに生息する生き物が飼育されていました。子どもたちは目の前を泳ぐ色とりどりの魚に釘付け。ただ眺めるだけではなく、海水に手をつけたりヒトデやナマコに触れ合えるのがとても面白いようです。気付けば30分以上はいたかな~。
品揃え充実の「コンビニ&スーベニアショップ」
続いては館内に戻りフロント後方にある「コンビニ&スーベニアショップ モントレプラザ」に向かいました。こちらでは紅芋タルトやちんすこうといった定番のお土産や沖縄限定グッズなど、かなりの品数が揃っています。全体的にホテルプライスというほど高くはないのでここで一気にお土産を購入しても良さそう。県外発送もできますし、別途土産物店へ寄る手間が省けるのはスムーズです。
ずらりと並んだお土産品は沖縄らしい琉球ガラスやホテルオリジナルのギフトセットなど、見ているだけでも結構楽しめます。ちなみに子ども用のおもちゃも豊富に販売されており、観光や食事に飽きたぐずり対策もバッチリです。
お土産エリアの奥にあるコンビニはまさに一般のコンビニと遜色ないほどの品揃え。小腹が空いた時に助かるインスタント麺や客室で楽しめるアルコール&おつまみなど充実しています。
いずれもホテル価格としてはお安く設定されているので気軽に買い物ができるのが◎。これならホテルから一歩も外に出ることなく完結出来そうです。営業時間が7時~24時(季節により一部変動あり)とかなり長いのも助かります。
さらに子ども用のオムツやおしりふきなども用意されているので万が一の時もここに駆け込めば安心。夏場の滞在に欠かせないスイミング用おむつもしっかり置いてありました。自分は晩酌用の飲み物と「美ら豆」というナッツを購入。こちらはビールのお供に最適ですので見つけたらぜひ買ってみてください。
全室オーシャンフロントの絶景に感動!
さて、館内を巡っているうちにチェックイン時間が来たのでいよいよ客室に行ってみましょう。モントレ沖縄には36㎡のスタンダードから80㎡のロイヤルまで、12種類の客室があります。しかしお風呂から海が見えるオーシャンバスやいわゆるスイート的な位置づけとなるロイヤルを除けば、そこまで大きな差はなさそうに思います。
そのためどの客室にしようか迷いましたが、今回は高層階のデラックスルームをチョイス。横長ワイドの客室はセミダブルサイズのベッドを2つ並べても余裕の広さ。当然のごとくベッドはシモンズ社製のポケットコイルマットレスで寝心地良しです。
しかも海に向かってベッドが配置されているのでオーシャンビューの迫力がすごい。海間近に建つオーシャンフロントゆえにベッドはもちろん、客室のどこにいても真っ青の絶景が目に飛び込んできます。
バルコニーに出てみるとさらに気持ちイイ~!今回は11階というモントレ沖縄の上から2つ目となる高層階でしたが、個人的にはもう少し低層階の客室でも海を身近に感じて充分楽しめるんじゃないかなと思いました。見晴らしと身近さのどちらを優先するかは人それぞれですが、いずれにしても極上の体験ができることは間違いありません。
正面の景色はひたすら美しい海。沖縄本島各地を巡ってみても恩納村の海の色はやはり特別です。モントレグループならではの家具や調度品も素敵ですが、この景色だけでも訪れた価値があるというもの。バルコニーにもチェアセットがあるので座りながらゆっくり景色を堪能できます。
名護方面を見渡すとシェラトン、カフーリゾートなどのライバルホテルがチラホラ。恩納村はほかにもルネッサンス、リザンシーパーク、ANAインターコンチネンタルといった沖縄の老舗ホテルが集まる激戦区ですが、そこにモントレが開業したことによってまた一つ、ホテル選びのうれしい悩みが増えたのではないでしょうか?▶リニューアルしたルネッサンス リゾート オキナワの宿泊記はこちら。
客室の設備・アメニティは?
客室の備品、アメニティに関してはグンゼと共同制作したオリジナルのパジャマや空気清浄機など、モントレグループ共通のこだわりが詰まっています。
また、スタンダードやスーペリア以上のフロア限定にはコーヒーメーカーや化粧品アメニティの用意がありました。写真右端に見えるのはマジックボールソリューションという空気洗浄システムだそうで、フレグランスの香りが好きな人には癒されるかと。
スキンケア系はミニボトルタイプのアメニティではないので持ち帰りはできませんが、入浴後に容量を気にせずたっぷり使えるのはうれしいです。ビーチやプールで遊ぶ夏場は特にしっかり保湿をしないと危険ですしね。
浴室にはあのミラブルが…!
バスルームは広々としており、バストイレ別。洗い場スペースで体を洗ってからゆっくり湯船につかれます。なんだか黄金の茶室を思わせるような金ピカ仕様ですが、開放感があるので思いのほか落ち着くことができました。
そしてもう一つのポイントはこのシャワーヘッド。超微粒で美顔器なみの美肌を目指せると話題のミラブルを採用しています。シャワーヘッドを交換するだけでそんなに変わるものか半信半疑でしたが、使ってみると驚き。正直シャワーのイメージがこんなに変わるとは思いませんでした。家にも欲しい。。。
ラストはビーチの軽石問題
最後に余談ながらここ一、二年ほどニュースで報道されている沖縄の軽石問題についてもお伝えしたいと思います。モントレ沖縄のタイガービーチにも数多くの軽石が流れ着いており、一部エリアの景観が多少変わっていました。
波打ち際や入り江に溜まりやすいようで、この日も朝からホテルスタッフの皆さんが懸命にビーチクリーンをされていました。きっとこの状態に戻すのも多くの労力と時間がかかったことでしょう。自然には叶わないものの、少しでもゲストに綺麗な海を見せようとする心遣いが伝わってきます。心のこもったおもてなしに癒されましたし、軽石はビーチを覆うほどではありませんので今後宿泊される方はそこまで心配せずに訪れていただきたいと思います。
沖縄・恩納村「ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート」
〒904-0413 沖縄県国頭郡恩納村冨着1550番地1
TEL 098-993-7111(代表)
公式サイト https://www.hotelmonterey.co.jp/okinawa/
駐車しやすさ★★(新しいホテルなのに意外と前後左右の間隔が狭いので要注意!詳しくは下記にて)
ドライブ魅力度★★★★★(沖縄本島の真ん中あたりなのでどこに行くにも便利♪道も走りやすく運転初心者も安心です)
ホテルモントレ沖縄スパ&リゾートの駐車場
カップルやファミリー、三世代と幅広い客層に愛されるリゾートホテル。フランクめの接客と抜群のロケーション、唯一無二の雰囲気など多彩な魅力に溢れていました!
※本記事の写真・文章の無断転載・無断使用はご遠慮ください。
投稿:ash
あわせて読みたい
同じカテゴリの記事をもっと読む