【車でおでかけ】沖縄「古宇利オーシャンタワー」はタワー以外もかなり楽しい！エメラルドグリーンの海を見下ろす専用カートからは驚きの絶景が！駐車場・館内情報あり

沖縄北部の人気観光スポットのひとつである古宇利島。本島と島を結ぶ絶景の古宇利大橋が有名ですが、もっと景色を楽しみたい人はぜひ展望塔「古宇利オーシャンタワー」に行ってみてください。タワーからの眺めはもちろんですが、入場者だけが乗車できる専用カートがスゴいんです。

島の新たな観光名所として2013年にオープンした「古宇利オーシャンタワー」。古宇利大橋を渡り、右手へグングン進むと高台に見えてくるのがお目当ての建物です。入場料金は大人850円、中高生600円、小学生300円。展望台の入場料としてはちょっとお高め？なんて思うかもしれませんが、お値段以上の価値がある（と私は思ってます）のでご安心くださいネ！

その理由のひとつがコチラ。入場者だけが乗車できる専用カートです。単なる移動手段ではなく、園内に生育する植物や古宇利島についての音声アナウンスが流れる観光ガイド付きというスグレモノ。乗り物好きのキッズはもちろん、大人でも童心に返ってワクワクすること間違いなしです。

外の風が直接感じられるカートは開放感たっぷり。視界の先には古宇利大橋とエメラルドグリーンの海の大パノラマが広がっています。車で橋を渡りながらの眺めもいいですが、高台から見下ろすロケーションもまたひと味違うなァ～！

途中、勾配がきつい箇所でもカートならスーイスイ。自動運転なのでハンドルを気にする必要もありません。カートの利用は通常往路のみ、帰路は徒歩で下っていくのですが、足の悪い方や小さな子ども連れ、妊婦さんなどはスタッフの方に声を掛けると気持ちよく乗せてくれます。

カートでめぐる園内散策は展望タワーのあるメインエリアに到着して終了です。約８分間の短い時間とはいえ、個人的にはこの時点でかなり満足できました。ちなみにメインエリアにはタワーの他に、レストランやジェラートショップ、土産物店などがあるのでちょっとした休憩にぴったり。

レストランにお邪魔すると、ここでもオーシャンビューの景色が楽しめました。さらにエアコンが効いているので夏場は外より天国。キンキンに冷えたパイナップルジュースが体にしみます。こちらではランチやディナーの他、沖縄のアダムとイブ伝説が残り「恋の島」といわれる古宇利島らしく、絶景を眺めながらの挙式＆ウェディングパーティーも人気だそうです。

そんなん絶景よりも眩しそうじゃないか…と現実逃避しながらタワーに向かうと、タワーの内部は貝、貝、貝…！なんと一階部分は「シェルミュージアム」になっており、世界各国から１万点以上の貝を集めた色カタチさまざまな貝が展示されていました。

訪れるまでは正直なところ「貝って面白いの…？」と半信半疑でしたが、予想以上に見どころ満載（スミマセン、タワー目当てに来たもので…）。タワーに上って終わりかと思いきや、絶景のカートに乗れるし貝のミュージアムも楽しめるしでびっくりです。色々ありすぎて、タワーに全然上らせてくれません（めっちゃほめてます）。

ミュージアムの後はいよいよ、ホントにいよいよ、タワーの上部へ行ってみましょう。エレベーターで展望エリアに移動すると、古宇利大橋をはじめとする抜群の風景が目に飛び込んできました。オオ、貝がのよう！ではなく、絵画のよう！写真だと逆光でサッパリ見えませんが、実際の景色は思わずため息がもれるほどの美しさです。この景色はご自身の目でぜひ。刻一刻と変わる海の色を眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいそう。

天気が良ければ屋上のオーシャンデッキにも足を運んでみてください。海からの心地よい風や沖縄ならではの強い日差し、緑のざわめきなど、窓越しでは直接触れることのできない感覚を全身で感じられます。専用カート、レストラン、タワー、どこから見ても古宇利島の景色はやっぱりスゴい。皆様が訪れる日も晴れますように～！

沖縄・今帰仁村「古宇利オーシャンタワー」

〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利５３８

ＴＥＬ  0980-56-1616

営業時間／9時～18時（最終入場17時30分）

駐車しやすさ★★★★★（たくさん駐車場があるので心配ナシ）

ドライブ魅力度★★★★★（古宇利大橋を走るドライブコースは何度訪れても感動します！）

古宇利大橋を渡り切れば、所々に古宇利オーシャンタワーの案内看板が設置されています。看板通りに進んでいけばまず迷うことはありません。200台分の広々とした駐車場も完備されているので運転初心者も安心です。ただし、高台に位置していることから風が強い場合があり、扉の開閉には十分にご注意ください！

投稿：ash