10数年前の話になりますが、沖縄には今ほどラーメン店が存在せず、麺といえばほぼほぼ「沖縄そば」一択であったように思います。それがここ最近では県内各地に無数のラーメン店が誕生。その中でも今回ご紹介する「ラブメン」は、麺だけじゃなくスープにもお店にも雰囲気にも接客にもラブが溢れたお気に入りの一軒です。
2022年にリニューアルしたオシャレな店内
国道330号線沿い、宜野湾郵便局の真正面にある「ラブメン」。2022年に店舗をリニューアルし、今どきのシャレオツ系ラーメン屋さんに生まれ変わりました。テーブルやカウンターもあるのでお一人様からグループ利用までどちらでも楽しめそうです。
席を決めたらまずは券売機でチケットを購入します。後ろに誰かが並ぶと死ぬほど焦ってしまいますので(あくまでも個人的な意見ですが)、予めメニューは決めて行きたいもの。セットメニューの写真が少し見づらいので下記補足をしておきます。
- Aセット…半熟卵+ラフテー+小鉢+唐揚げor餃子
- Bセット…半熟卵+ラフテー+小鉢+デザート
- Cセット…半熟卵+ラフテー+小鉢+ジューシー(無限)+唐揚げor餃子
定番の煮干し醤油と背脂煮干しに挑戦
まずやってきたのは煮干し醤油ラーメンをメインに選んだBセット。卓上に運ばれると、香りからもう美味し過ぎて俄然テンションが上がります。幼少期に親から「食べろ食べろ」と呪文のように言われて逃げ回っていた煮干しがまさかこんな美味しいラーメンに変身するとは驚きです。やわらかな醤油の味わいとガツンとくる煮干しの風味が絶品でした。
背油煮干しラーメンの方は煮干しの風味と背脂のコクが合わさってこっさり旨い。付け合わせのきんぴらも食べたし、煮干しは身体に良いし、岩海苔はビタミンミネラルも豊富だし…とあらゆる言い訳をしながらスープを全飲みしちゃいましたよ。これに唐揚げまで付いてくるなんて一種の暴力ですね。
10代や20代では気にすることのなかったカロリーや油分を気にしつつ、最後までしっかり美味しくいただきました。麺もラーメンに合わせてチョイスされており、それがまたベストマッチ。ちなみにセルフコーナーのジューシー横には寸胴に入った背脂が用意されており、これもまた自由にトッピングOKなのだとか。「若くない、若くない、やめとこう」とブツブツ唱えながらちょっとだけプラスしてしまった私がいました…
沖縄・宜野湾市「元祖背脂肉煮干しラーメン ラブメン本店」
〒901-2206 沖縄県宜野湾市愛知1丁目2−16
営業時間/11時〜21時30分
定休日/水曜日(イレギュラーも多いなので訪問前に公式Twitterを確認ください)
駐車しやすさ/★★★(店舗前のほか、店舗奥にも駐車場が用意されています。ただし、交通量の多い330号線沿い&店舗が奥まって分かりづらいのでご注意を!)
ドライブ魅力度/★(この付近の330号線は右折車で追い越し車線が塞がれたり、左から合流車があったり、対向車が右折してきたりと若干危険。ドライブを楽しむよりも安全第一で走行してください…)
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ラブメン本店の駐車場
券売機の写真ではBセットのスイーツが杏仁豆腐になっていたものの、当日は売り切れで和菓子が提供されました。「杏仁豆腐じゃなかったんですね」という相方の質問を「こいつは杏仁豆腐を食べたいヤツ」と捉えたらしく、わずかに残っていた杏仁豆腐をわざわざ持ってきてくれた店員さんの姿勢はまさにラブ♪惚れてまうやろ!
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投稿:ash
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