
1994年の開業から30年近い歴史を重ねる「ホテル日航アリビラ」。ニライビーチを抱くように建つロケーションに加え、スパニッシュコロニアル調でまとめられた唯一無二の佇まいが独特の存在感を放ちます。でも30年近く前にできたホテルでしょ?ちょっと古そうだなぁ…なんて思ったそこのアナタ。いやいや、ここは本気ですごいホテルなんですよ!実際の様子を写真多めでお届けします。▶ホテル内の和食レストラン「佐和」ディナー記事はこちらから▶アリビラ人気モーニング「ベルデマール」朝食記事はこちらから▶ラウンジ「アリアカラ」ティータイム記事はこちらからどうぞ。
どこを撮っても絵になるホテル

敷地に一歩足を踏み入れた瞬間、別世界感に迷い込んだかのようなロマンチックな雰囲気がアリビラの魅力です。写真上の回廊をはじめ手入れの行き届いた庭園やガーデンプール、白亜の教会など、美しいフォトスポットがありすぎてスマホが手放せません。

ホテルからビーチまでゆるやかな高低差があり、喧騒から隔絶された半島のロケーションも非現実感を加速させる理由の一つ。太陽に焼けたオレンジ色のレンガ屋根も30年近い時を経てしっくり馴染み、ヨミタンブルーの海と庭園の緑とともに風格ある佇まいを完成させています。写真のように晴れた日なんかは特に感動モノですよ♪
デザイン性が高すぎる客室
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今回宿泊したお部屋は海に向いたスーペリアツインです。アリビラではこのスーぺリアツインからロイヤルスイートまで、さまざまなお部屋タイプがあり、どれもデザイン性の高い客室なので毎回訪れるたびにドキドキ。この日泊まったお部屋は館内のクラシカルな雰囲気とは対照的にかなり攻めていました。こちら側は爽やかなのですが…
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振り返るとめっちゃピンク!家具と壁紙がどこかチグハグな印象を受けるのですが、これがセンスってヤツなのでしょうか…?絶対に素人では辿り着かない境地。テレビを見たいのにピンクのクセがぐいぐい来ます(でもバッチリ熟睡できました♪)
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壁紙以外にも北斗の拳風の鏡や黒い三連星を彷彿とさせるカーペットなど気になる部分は多々あるものの(気になっているのはその世代の人だけかもしれないけど)、どれもしばらく経つと違和感なく感じられるから不思議。アリビラマジック。
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
客室の設備については適時ブラッシュアップが施されており、古さや使い勝手の悪さなどは一切ありません。浴室はバス・トイレ別ですし、ナイトウェアもセパレートタイプで肌触り良し。
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また、特に女性客に好評なのがホテルオリジナルのフレグランス「ホワイトガーデニア」の香りが漂うバスアメニティ。エントランスもこの華やかな香りが漂っており、この香りによって「またアリビラに来ることができた」とリピーターの皆様は感じるのだとか。確かにこの香り、本当記憶に残るんですよね~!
バルコニーからの圧巻の景色
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バルコニーからは中庭とガーデンプール、そしてヨミタンブルーの海が広がっています。スパニッシュコロニアルで仕上げたリゾートに言うのもなんだけど、ここアマルフィじゃない!?どれをとっても完璧で(客室のピンク以外)、映画のワンシーンのよう。
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バルコニーはコンパクトながらもテーブルセットが用意されているのも◎。スペイン語で「くつろぎ」という意味のAlivioと「別荘」の意味を持つVillaを合わせたこのホテルの名にふさわしい癒しの空間をゆったりと満喫できます。
ガーデンプールとニライビーチ
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
客室に荷物を置いた後は館内を散策。決して新しいわけではないのに今なお沖縄トップクラスの魅力を放つアリビラのガーデンプールを30年近くも前に設計した人は才能の塊ですね。

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ガーデンプールの下に広がるのは、読谷村が誇る絶景ビーチ「ニライビーチ」です。こちらはアリビラに宿泊していなくても利用できるので地元民にも人気のビーチ。▶関連記事:ニライビーチ(読谷村)はアリビラ宿泊者じゃなくても利用可能な絶景ビーチ。トイレ、更衣室、シャワーなどの設備情報アップ
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オフシーズン中はプールや海水浴を楽しむというわけにはいきませんが、散策するだけでも充分癒されること間違いなし。次々と新しいホテルが誕生する沖縄ですが、30年を迎えようかという老舗ホテルにも関わらず未だトップクラスの魅力を誇るアリビラはさすがというべき魅力が満載です。事実、10年前や5年前に宿泊した時以上にこなれ感が増しており、あと10年や20年経った姿を見てみたいとすら思わせる存在(なんだかワインのような書き方だなぁ~)。沖縄に来るのではなく、アリビラに来るリピーターが続出するほど、本当に素敵なホテルステイを体験できますよ♪
沖縄・読谷村「ホテル日航アリビラ」
〒904-0327 沖縄県中頭郡読谷村儀間600
TEL 098-982-9111(代表)
公式サイト https://www.alivila.co.jp/
駐車料金 /2,000円以上の利用で6時間まで無料、1泊1,000円
駐車しやすさ/★★★★★(広々とした駐車場。ホテルのエントランスと少し距離があるのが難点)
ドライブ魅力度/★★★★★(サトウキビ畑を抜けてアクセスするので沖縄らしい風景が楽しめます♪残波岬まで車で5分ちょっと、絶景スポットのザネー浜(Beach51)や真栄田岬も車で15分ちょっと)
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ホテル日航アリビラのアクセス・駐車場
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那覇方面から読谷村へ、国道58号線の伊良皆交差点を左折。その後はニライビーチの案内板を頼りに向かえば自然とアリビラまで到着します。
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途中、高台から見える海やさとうきび畑の中を走る場面も。沖縄らしいのどかな景色に癒されますが、写真を撮る際はくれぐれも対向車やトラクターにお気を付けください。
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駐車場はホテル正面入り口から道を挟んで徒歩3分ほどの場所。レストラン等2,000円以上の利用で6時間まで無料です。
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オンザビーチのロケーションとスパニッシュコロニアル調に仕上げられた唯一無二の空間美。こういう建物って日本じゃハリボテ感が出てしまうことも否めないのですがアリビラは皆無なのが凄い♪これで食事やサービスまで一流って完璧すぎない!?
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投稿:ash
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