美浜アメリカンビレッジ近くにある「北谷ニライ市場」は2015年12月にオープンした農作物直売所。沖縄県内各地のファーマーズマーケットと比べると規模は小さいものの、その分コンビニ感覚でさっと立ち寄れる手軽さが魅力です。一体どんなものが売っているのか?店内の様子をお届けします。※「北谷ニライ市場」は2023年に閉店しました。
北谷の中心部近くなのに穴場感がすごい
「北谷ニライ市場」の店内に入るとまず最初に植栽コーナーがお出迎え。たっぷりと自然光が差し込む空間は温室のようになっており、冬でもポカポカ。居心地がよすぎるためか、たまたま疲労困憊だったのか、このコーナーに常駐しているスタッフさんは二人中二人がウトウトしていました(汗)
え、うそでしょ…?と思わず二度見してしまいましたが、でも分かります。だって店内はそこまで混雑することなく、快適そのもの。いつでもゆっくりとお買い物ができるストレスフリーな場所なんですもの。売り場面積は他のファーマーズの半分以下と非常にコンパクトですが、その分欲しいものがすぐに見つかります。
訪れた時は島バナナと青パパイヤが山盛りで売られていました。青パパイヤはフルーツではなく野菜の立ち位置。千切りにして炒めたり、サラダにして食べるととても美味しいです。現地で見つけたらお試しくださいね。
野菜や鮮魚、話題のバタフライピーも!
さらに、ちょっと気になったのがこちらのバタフライピーです。アントシアニンが多く含まれ美容効果が期待できることから、天然のサプリと呼ばれるマメ科の植物なんだとか。天然の青い色素でドリンクやデザートなど、映えメニューを楽しめます。(そういえば、先日お邪魔したノボテル沖縄那覇の和食処「登輝」のランチスイーツにも使われていました)
また、冷蔵コーナーを覗くと近くの浜川漁港で水揚げされた鮮魚がずらりと並んでいました。県魚のグルクンに高級魚のアカジンミーバイ、それにハリセンボン!沖縄に住んでいてもスーパーではなかなか見ない魚が多く、果たしてどんな味がするのか気になるところです。
とはいえ滞在先にキッチンがないし…という場合はお刺身やお寿司で手軽に海の幸を楽しみましょう。水揚げまでに一度も冷凍されていない沖縄県産の生まぐろは新鮮そのもの。店頭に一緒に並んでいた海ぶどうと合わせて酒の肴にいかがでしょう。
お惣菜・お菓子も充実しています
生鮮食品に加えて、レジ横にはお惣菜・お土産コーナーまで揃っています。こちらも種類は少なめですが、定番の紅芋タルトからローカルに愛される北谷グルメまでしっかり網羅。
チーズバーガーやたい焼きなどの軽食系はホテルの夜食に活躍してくれそう。どれもその日に入荷するので作り立てをゲットできたら美味しさ倍増です。
個人的におすすめしたいのは北谷の海から作られたこちらのお塩。65℃の低温でじっくり煮詰めるので旨みを逃がさず、まろやかな味わいに仕上がっています。我が家では日々の料理はもちろん、梅干しや柚子胡椒などの仕込み仕事にも重宝しています。
以上、沖縄・北谷町にあるファーマーズマーケット「北谷ニライ市場」の様子でした。観光スポットとして人気の高い美浜アメリカンビレッジの近くという立地にも関わらず、いつ行っても混雑知らずですのでゆっくりとお買い物ができると思います。北谷に行く際はぜひぜひ。
沖縄・北谷町「北谷ニライ市場」※2023年に閉店しました。こちらは過去の情報です。
〒904-0103 沖縄県中頭郡北谷町桑江114
TEL 098-936-2811
公式サイト http://www.ja-okinawa.or.jp/farmersmarket/detail.php?id=1499
営業時間/9時~18時(ほぼ年中無休。正月3が日、旧盆1日休業)
駐車しやすさ★★★★★(スペース広めで混雑する心配もナシ)
ドライブ魅力度★★★★(58号線の海側は観光スポットとして人気のアメリカンビレッジ。ダイビングポイントの宮城海岸にも近いです)
「北谷ニライ市場」の駐車場
「北谷ニライ市場」があるのはマクドナルド桑江店のすぐ裏。58号線から一歩入っただけなのに圧倒的穴場感でいつ行っても楽しいです。何度も繰り返すけど、超おすすめ!
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投稿:あくまる
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